教えて!かーくん先生「株ってどうやって買うの?」

オタ子
読者の皆様、すみません。本編の前にどうしても聞きたいことがあって……

かーくん
急にどうした? オタ子。

オタ子
その……今さらなんだけど……
株って、どうやって買うの?

かーくん
なるほど…。
オタ子よ。知らない事を人に聞くことは、決して恥ずかしい事ではない。
素直に人を頼れるのは美徳だぞ。

オタ子
か、かーくん……!

かーくん
では説明しよう。
株を買うには、まず証券口座を開くんだ。
株などの金融商品を売買したり、保有したりするための口座だ。

オタ子
証券口座?


かーくん
今ならネット証券が使いやすいな。
ちなみに注文方法には『成行』や『指値』などがあるが――

オタ子
待って待って! 急に難しくなった!

かーくん
それはまた別の機会にしよう。

オタ子
へえ~。こうやってみんな取引してるんだ。
ありがとう! かーくん!

かーくん
うむ。
……純粋無垢な知的好奇心に触れると、心が癒やされるな。

かーくん
それに比べて、あの男は!

マディオ
ヘーーーックション!!

マディオ
……どこかで美女が俺の噂でもしてるな?
へへっ……色男はつらいぜ。
初売買、いきなり株の洗礼
株を買った翌日。
マディオは浮足立っていた。
「昨日は上がってたし……朝イチで売れば、そのまま儲け確定だな!」
そしてマディオは、保有していた100株を寄付きで売却した。
「さてさて……いくら儲かったかな~♪」
画面を見る。
購入価格 3,200円
売却価格 3,100円
「…………ん?」
もう一度見る。
損益 -10,000円(手数料等を除く)
チーン。
「アイエエエエ!?カブカ!? カブカナンデ!?」

オタ子
えっ!? なんで!?
昨日は3,400円で終わってたんじゃないの?

かーくん
翌日の最初につく値段は、前日の終値と同じとは限らないんだ。
夜の間に材料が出たり、売り注文が多く集まったりすれば――
前日の終値より安い値段から始まることもある。
いわゆる『ギャップダウン』だな。
「聞いてないよ!!」
「詐欺だ!!訴えてやる!!」

かーくん
誰をだよ。
膝をつき、がっくりとうなだれるマディオ。
しかし次の瞬間……彼の目には闘志が宿っていた。
「この1万円……絶対に取り返してやる…」
シャキーン‼「先株の無念を晴らす!」

オタ子
…嫌な予感がする。

かーくん
奇遇だな。俺もだ。
愛(1万円)を取り戻せ!別のゲーム株へ
マディオは別のゲーム関連株に目をつける。
そして――
迷うことなく、1000株購入した。

オタ子
いきなり投資額が跳ね上がったよ!

かーくん
損を取り返そうとして、今度は投資額まで大きくする。
典型的に熱くなってるパターンだな。
株価チャートを睨みながら、祈る。
「頼むぞ……下がるなよ……」
「(株価が)押すなよ?絶対に押すなよ!?」

オタ子&かーくん
『なんという綺麗なフラグッ……!!』
翌日
株価↓
「…様子見だ。まあ…明日は戻るだろ。」
数日後
株価↓↓
「ま……まだだ……まだ慌てるような時間じゃない。」
さらに数日後
株価↓↓↓ \(^o^)/オワタ
「政府の陰謀だ!」
「機関投資家が俺を狙っている!」
「地球外生命体の仕業だ!」
「やはりUFOは実在したんだ!!」

かーくん
マディオ、あなた疲れてるのよ……

オタ子
かーくんもたまに変なこと言うなぁ。
ゲーム株撤退。そして次なる標的へ
こうしてマディオは、一旦ゲーム株から離れることにした。
「ゲーム株は読めん……ならば――」
投資雑誌を開く。
「別分野で勝負だ!」

オタ子
反省という選択肢はないんだ……
そしてページをめくるマディオ。
その目が、ある記事で止まった。
『今後期待される成長分野――バイオ関連』
「…………これだ」
目を輝かせる。
「よし! 次はバイオで勝負だ!!」

オタ子
別分野かぁ……どうなることやら、だね。

オタ子
……あれ?かーくん?
顔、青ざめてるけど……どうしたの?

かーくん
バイオは……
バイオだけはいかんのだ……!

オタ子
えっ?
ゲーム株で懲りたはずの男が、次に見つけた“新天地”。
しかしそれは、さらなる黒歴史への入口だった――。
続く。

マディオ
ふっ。さりげなく置いておくのが俺のスタイル。
